ヒメアノ〜ルのこと。②

パンフレットってすごいなぁ。楽しいなぁ!色々な人の気持ちが知れて、こうやって映画って好きになっていくんだなぁ。

森田のこと分からなかったって一つ前に書いたけど、それはそれで正解だったのかな。

私が1番森田が何考えてるのか分かんなくてなんか怖いなって思ったのは、喫煙禁止の場所で煙草を吸っていた森田が、注意したおじいさんに「吸ってないですから」って繰り返し言うところ。何この人変だよ怖いよ関わっちゃダメな人だおじいさん逃げて、って瞬時に思った。パンフレットに批評家さんが、平気で嘘をついている森田が怖い、って書いててそれだ…って思った。あそこが異常に気味が悪く感じたのは悪ぶれるそぶりも見せず、淡々と嘘をつく森田が怖かったからだ。その場でおじいちゃん殺されちゃうんじゃないかって不安だったよ。剛くんが、森田にとって人を殺すことは普通のことだから慣れていくように見えないように普通に見えるようにした、みたいなことを言っている何かの記事を読んで、人を殺すところもそうだけど嘘をつくところからそう見えましたって伝えたい。森田のことが本当に何も分からなくて、分からないってこんなにも怖いんだって知った。

印象に残ったところは、やっぱり岡田くんとユカちゃんのエッチなシーンと森田とわだっちゃんとその婚約者の撲殺シーンが行ったり来たりするところ。あそこはやっぱり忘れられない。すごかった。パンフレットで佐津川愛美さんが、撲殺のシーンとちゃんとリンクしてるように見えるように気をつけた、って言ってて、もうあれ以上に不思議というか不気味というか、まじかこのふたつをリンクさせるんか!って色んな意味で印象に残ったとこはないです。

観てるときの話になるけど、ずっと心の中で剛くんじゃない、剛くんじゃないって唱えてた。森田って役名だし、顔は剛くんだし、中々ついていかない自分の頭が嫌だった。でも今思い出す森田の顔は、剛くんじゃなくて森田って思える。森田の顔で忘れられないのもある。剛くんすごいよ。観た人のレポで、コンビニ行ったらV6が表紙で剛くんが笑ってるの見てよかった、泣きそうになった、っていうのを見た。そこまで思わせた剛くんの演技って本当にすごいんだなって改めて思った。


ちょっとまだまだ思ってることあるけどここまで書くのに2日かかってるし、あげちゃう。今日は番協メールとヒメアノ〜ルの御礼舞台挨拶メールを待ちます。